Home »未分類 »手水鉢(ちょうずばち) 手水鉢(ちょうずばち)★ *手水鉢は元来、神前、仏前で口をすすぎ 身を清めるための水を確保する器のことをさします。 蕎里の庭は外からは見えませんが、中庭があり趣がある庭になっています。 庭師の黒田さん(興樹園)が定期的に綺麗に剪定をしてくれているので、 季節ごとに中庭の木々たちは様々な表情を見せてくれます。 中心にあるのが手彫りの舟形の手水鉢 これが一つ中庭のシンボルのようになっていて 静謐な空間を表現しています。 現代の石工芸は、技術革新が凄まじく 様々な機械によって昔では見たこともないような形の工芸品も増えています。 墓石などでも、えっそんな形のあるの?という物を見たことあると思います。 自分も水鉢を作ったことがあるのでわかりますが、 この舟形の手水鉢を、当時の道具で手で彫るとなると数週間はかかります。 現代では、コスト面を考えて機械で作業したり 海外に発注をかけて出来たものを輸入ということが当たり前。 全て手彫りしているもののほうが珍しくなっています。 この水鉢、パートさんアルバイトの子たちが 定期的に手入れをしてくれています。 見向きもされず、放置された石工芸品は多いですが。 この手水鉢は、様々な人の手によって活かされ見る人の心を穏やかにさせています。 本日も美味しいお蕎麦とともに「生きる工芸品」をお楽しみください。 Tweet VFA ←節分そばのうんちく 『本草和名』ほんぞう…→ 2022年1月31日
身を清めるための水を確保する器のことをさします。
蕎里の庭は外からは見えませんが、中庭があり趣がある庭になっています。
庭師の黒田さん(興樹園)が定期的に綺麗に剪定をしてくれているので、
季節ごとに中庭の木々たちは様々な表情を見せてくれます。
中心にあるのが手彫りの舟形の手水鉢
これが一つ中庭のシンボルのようになっていて
静謐な空間を表現しています。
現代の石工芸は、技術革新が凄まじく
様々な機械によって昔では見たこともないような形の工芸品も増えています。
墓石などでも、えっそんな形のあるの?という物を見たことあると思います。
自分も水鉢を作ったことがあるのでわかりますが、
この舟形の手水鉢を、当時の道具で手で彫るとなると数週間はかかります。
現代では、コスト面を考えて機械で作業したり
海外に発注をかけて出来たものを輸入ということが当たり前。
全て手彫りしているもののほうが珍しくなっています。
この水鉢、パートさんアルバイトの子たちが
定期的に手入れをしてくれています。
見向きもされず、放置された石工芸品は多いですが。
この手水鉢は、様々な人の手によって活かされ見る人の心を穏やかにさせています。
本日も美味しいお蕎麦とともに「生きる工芸品」をお楽しみください。